2017年9月7日

特定非営利活動法人 若者と家族のライフプランを考える会(LPW)

Filed under: 京都府,働く,相談する,集まる・つながる — Kokushi @ 12時01分41秒

調査票は支援機関が記入。
答えの[ ]内および設問に[調査員が聞き取り]とあるものは、
支援機関への聞き取りをもとに調査員が記入。

Q.団体名
特定非営利活動法人 若者と家族のライフプランを考える会(LPW)
Q. 主な活動場所
LPW下鴨事務所 京都府京都市左京区下鴨梅ノ木町7番地1
[京阪出町柳駅より京都市バス(1系統)「洛北高校前」から徒歩3分など周辺にはバス停が多いです。詳しくはhttp://www.lpw-kyoto.org/?page_id=29も参照してください。京都市バスはどこまで乗っても定額(230円)なので安心ですが、種類が多く、系統が違うと全く違う場所に行ってしまうので事前にご確認ください。]
 Q. その他活動場所
LPWたかの分室 京都府京都市左京区高野竹屋町27-42
[京都市バス(204系統・206系統)「高野橋東詰」から徒歩4分、電車の場合は叡山電鉄「一乗寺駅」から徒歩10分。バスの方が目印が多くて迷わないようです。詳しくはhttp://www.lpw-kyoto.org/?page_id=1220も参照してください。]
 Q.活動内容に関して
 

活動内容 活動時間
(曜日・時間)
費用 利用の際の注意事項等
京都府チーム絆
相談・訪問
月曜・金曜(10:30~16:30) 無料
京都市こころのサポート(相談・訪問・居場所) 月・水・木・金(10:30~16:30) 無料 京都市在住で福祉サービスを受けていない方
就労継続支援B型
あーとすぺーす絵と音
月・火・水・木・金(10:30~16:30) 原則無料
工賃支払い有
医師による意見書が必要
京都府若者基礎的就職支援事業 毎週火曜日(14:00~16:00) 無料 原則として京都府在住
京都市こども・若者支援事業「アートプロダクション」デザイン講座等 デザイン講座(毎週水曜日)
ワークショップ等随時
無料
京都ユース・オフィス 随時 入会金10,000円、会費5,000円(月) 主体的・継続的に仕事づくりに参加できる若者とご家族が対象

[事務所内に指定特定相談事業所らくほく相談室を設け、相談支援員等により利用の仕方を決めていきます。

・「チーム絆」とは
「チーム絆」とは、学校や仕事に行けずひきこもり状態にある方を、行政と民間支援団体が連携してサポートする京都府の仕組みです。
府全域を行政の「脱ひきこもり支援センター」が、京都市・乙訓地域、山城地域、南丹地域、中丹・丹後地域を各民間団体が担っています。
そのなかでLPWは京都市・乙訓地域を担当しています。
詳しくはhttp://www.kyoto-hikikomori-net.jp/kyoto/kizuna_suport.phpも参照してください。

・京都ユース・オフィスとは
LPW内の企業みたいなものです。社会に出て働くのはしんどいが、何とか生活していけるようなところがほしかったので、ないならつくってしまおうということでつくりました。各イベント・プログラムの手伝い、事務・経理作業補助などを担っています。現在、社員募集中です!

ここに書いている活動のほかにも、音楽・アート・ボランティア・手芸などさまざまなプログラムがあります。
LPWでは何か役割があった方が来やすい人もいると思うので、何もしない居場所はなくて、何かしらのプログラムを用意しています。ただし、参加を強制しているわけではなく場を設定しているだけです。詳しくはホームページのカレンダーを参照してください。]

 Q. 活動理念など、活動をする上で大切にされていることについて
■社会生活に不安を持つ若者(ひきこもり経験、発達障害等)が最小・最適な支援のもと支え合って生きていけるシステムを構築し、将来に安心と希望が持てる社会環境づくりに貢献することを活動理念としています。
■ひきこもりの長期化、家族の高齢化、住まいや生活への課題に正面から取り組みます。ライフプランの視点から将来への見通しを持てるようにファイナンシャルプランナー、弁護士、社会保険労務士等の専門家と連携協力を行います。
■当事者体験のあるスタッフを中心に地域づくりを通した「場づくり」活動を行い、新しい生き方、文化発信を目指します。
■「音楽やアートを通した社会参加」へのサポートを活動の中心とし、利用者の多様なニーズに応じた他団体へ情報提供、リファーに努めています。一つの団体が利用者を抱え込まず、チームプレーで支えることが必要であると考えます。
 Q.スタッフの人数(代表者含めスタッフ的な役割の人の数)
男性 女性
20代 1人 1人
30代 1人 1人
40代 2人 4人
50代 3人 2人
60代 1人 1人
70代 1人
  Q. 専門資格・免許など
臨床心理士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、音楽療法士、ファイナンシャルプランナー
  Q. 特記すべき専門事項
グラフィックデザイナー、ギャラリー経営者、ウェブデザイナー、ミュージシャン
 Q. スタッフプロフィール
■LPWでは心理、キャリア等の有資格の専門スタッフと当事者経験のあるピアサポーターが常勤しています。いわばハイブリッド(混合動力)で運営されている事業所です。
■設立メンバーは若者サポートステーション等の団体スタッフ経験を有するキャリアコンサルタント、産業カウンセラー、美術教師、音楽療法士、IT企業社員等です。
■ピアサポーターは心理資格取得、京都市等の研修を受講した当事者体験者でPC,ギター指導、訪問、相談などを担当しています。
また、京都府より「絆パートナー」、京都市より「京都市ピアサポーター」として体験発表、同行支援等の委託を受け活動しています。。
■ワークショップ、セミナーでは、外部講師として書道家、メイクアップセラピスト、経営コンサルタント、栄養管理士等多様な専門家を招いています。
[現在のスタッフは初期と半分ぐらい入れ替わりました。
スタッフはなるべく専門資格を持っている人に担ってもらうようにしています。たしかに当事者や親としての経験も大事だと思いますが、どうしてもそれにひきずられる場面も出てくると思います。プロは客観的に見ることができると思うし自分のできる範囲を自覚しているので、何でも提供するのではなくできる範囲で提供することを大切にしています。
資格や経験のある専門分野のスタッフが良いサービスを提供することを心掛けると同時に、当事者経験のあるピアサポーターも常駐しており、当事者体験を持ち資格を取得して活動しているスタッフもいます。当事者視点と客観的思考を併せ持てると一番良いのかもしれません。]
 Q. ホームページ
http://www.lpw-kyoto.org/
 Q. SNS等
Twitter https://twitter.com/lpwkyoto
Facebook https://www.facebook.com/218196801536429/
 Q. メールアドレス
mypath@lpw-kyoto.org
 Q. 電話番号・FAX番号
075-201-8073
 Q.最初の相談者の割合について
属性 割合(%)
本人 30%
40%
親以外の家族 10%
その他 20%
 Q. 上表「その他」とは
公的相談機関、医療機関、大学学生課、保健所
 Q. 参加・利用している本人の特徴など
*年齢は10代から50代(主に20代後半から30代)
*男女比は 男性6割 女性4割。音楽関係は男性、アート関係は女性の割合が多い
*大学卒業、中退者の割合が多い
 Q. 本人が参加する場の雰囲気、本人と接する空間の雰囲気について
*音楽療法を入口にする場合は個別セラピーから始め次にピアサポーターが加わり、他の利用者とのグループセラピーに移行するケースが多い。
*アート系活動は最初からグループ活動に入る。
[灯台のようにいつでもある安心感を大切にしています。そのためにどこかを一時的に借りるのではなく、一戸建てにこだわりました。ただし、いわゆる家が苦手な人もいるのであんまり所帯じみた感じにはしたくなかったので、ドラマのセットのような非日常感を持っているかなと思います。]     
 Q. 参加・利用している家族・親の特徴など
両親の年齢は50代から70代。母親による相談がやや多いが、父親(特にリタイア後)による相談も多い。インターネット等による情報取集力が高い家庭が多い。
本人の年齢が高くなるほど兄弟による相談が増える。
 Q. 学校関係、行政、近所の人など、その他の利用者について
LPWが「居場所では物足らなくなった」ものの「就労はまだ」という中間的段階の方を対象としていることもあり、様々な支援・相談事業所から次の一歩としての問い合わせが多い。
社会福祉協議会、民生委員からの紹介は家族が動けないケースが多い(家族に障害がある等)
大学学生課からの紹介は就活困難、休学中の学生で,多くは中・高校時代にいじめや不登校を経験している。
Q.活動を始めたきっかけ[調査員が聞き取り]
代表がアメリカに住んでいるときに、息子さんが不登校になりました。アメリカでは国を挙げて若者を支援するという考えがあり、その援助スタッフに誘われて代表自身も支援方法などを学び、帰国後に資格を取りました。
その後、京都オレンジの会の親の会世話人になったり、ISIS大阪を手伝ったりしました。
そこでも力はあるのに、一度就労支援を経験したが合わなかったという人が多く、中間就労の場が必要だと思っており、その思いを持った人たち10人ぐらいでLPWを設立しました。
代表はキャリアコンサルタントとして就労は生活の一部でゴールではなく、仕事だけではなくライフプラン・ライフキャリアを考えることが大切だと心がけています。
Q.現在の活動場所で活動している理由 [調査員が聞き取り]
公共交通機関から近いなど便利な場所を探していて、ある不動産サイトで現在の物件を発見しました。各階にキッチン・トイレがあり下見した段階で即決でした。
たかの分室は下鴨だけでは手狭になったので、なるべく近いところで別の場所を探していました。2か所の距離は徒歩15分弱ぐらいです。
 Q.今後のビジョン[調査員が聞き取り]
団体の規模はそのままでいいです。みんなが最小最適な社会資源を活用して穏やかに生きていけるシステム作りが必要だと思います。LPWは社労士・弁護士など専門家のつながりもたくさんあるので、そういう社会資源をうまく活用して生きていく手助けができればいいなと思います。
・ 調査員感想
LPWという団体名は多くの場所で聞いたので、規模の大きい団体なのかなと想像していました。想像通りスタッフの人数や活動内容の多さで私にとっては大規模な方なのですが、団体さんの話では京都の団体の中では小規模のようです。
下鴨事務所は3階建てで1階が交流スペース、2階はパソコンが多い事務作業部屋で本部のようです。3階にもさらに2部屋ありました。
たかの分室は2階建てで1階はアート教室、会議ができそうな机と畳のある2階ではゼミなどが開かれているようです。
確かにどちらもいい感じで非日常感があり、アート作品も多いのでアトリエみたいな感じです。
活動内容に書いているように何もしない居場所はなく何か役割があるプログラムが多いのが特徴だと思います(かくいう私も役割があった方が楽です)。
ただ、普通は何もしない居場所も(保険として)提供したいと考えてしまうのですが、そこまで広げない勇気はプロらしさだと思います。
そういう意味で、とりあえず通うことを目的にするよりも何か活動をしたい段階の人向けかなと思います。アートや音楽に興味がなければ行きづらいかもしれませんが、活動の種類も内容も幅が広いなと思いました。(調査員1)

私は京都の人間ではないのですが、たかの分室の周りは京都らしさにあふれている街並みに感じられ、その街並みのなかに自然と置けこむような佇まいの施設さんでした。中はえらくきれいで、かっこよくて、若者支援関係の施設にはあまりみられないような建物でした。
周辺に有名なラーメン屋さんが数多くあり、ラーメンを食べに行きがてら、一度見学に行かれてもいいのではないでしょうか。
今回、下鴨も含めた両施設では女性の方に多くお会いしましたが、すごく優しい、気遣いをしてくださる方ばかりで、すごく過ごしやすかったです。(今までの調査で一番長い時間を過ごさせていただきました。)
敢えて言うならば、私はバスではなく電車で向かわさせていただきましたが、駅からの道は少し迷いやすいので気を付けてください。(調査員2)

(最終更新日:2017年9月7日)


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