2017年3月9日

近畿自由学院

Filed under: 大阪府,学ぶ — Kumono @ 10時02分53秒

調査票は支援機関が記入。
答えの[ ]内および設問に[調査員が聞き取り]とあるものは、
支援機関への聞き取りをもとに調査員が記入。

Q.団体名
近畿自由学院
Q. 主な活動場所
大阪市城東区鴫野西1-17-19
[JR京橋駅から徒歩10分。周辺は住宅地で、建物も普通の一軒家なのでわかりにくいかもしれませんが、看板が目印です。横が公園というのもいい立地だと感じました。]
Q.活動内容に関して
 

活動内容 活動時間
(曜日・時間)
費用 利用の際の注意事項等
フリースクール 月・火・木・金 10:00~17:00 中学生37,500円
高校生35,000円
高卒認定30,000円

[初回面談で親・子別に面談します。入学した子どもに対しては、随時、雑談の延長でおこないます。ただ、進路決定間近以外は、かっちりやることはあまりないです。
フリースクールはその団体によって何を重視するか方針の違いがあり(「スクール」なのか「フリースペース」なのか)、近畿自由学院のタイムスケジュールを見て、学習ばかりではないかと思われることもあります。
しかし、決して学習だけを重視しているわけではありません。何年もひきこもっていて、急に自由にしていいよと言われても困ってしまうことがあるように、まずは学習を来るきっかけとして、そこから徐々に慣れていき、みんなと楽しく過ごしてほしいと思っています。
フリースクールは相性が大事なので、必ず体験入学を実施し、フリースクール同士で紹介しあうこともあります。
アウトリーチ(訪問)は、マンパワーが足りない等の理由で行っていません。必要に応じて、電話で連絡をとったりはあります。
学外の方も参加できる保護者会も開催しています。]
看板 玄関横ポスト

Q. 利用の際の条件について
入学時点で中学校を卒業してから4年以内(大学1年生相当年齢以下)であること
Q.スタッフの人数(代表者含めスタッフ的な役割の人の数)
3人

男性 女性
20代 1人
30代 2人

[今年からスタッフが3人体制になりました。それまでは代表1人だったので、3人になっていろいろとバランスがとれるようになったと思います。ほかにボランティアさんもいます。絵が得意なボランティアさんが美大志望の子に絵を教えたり、国際経験豊富なボランティアさんとふれあうことで国際貢献に興味を持つ子が出てきたりと、いろいろな人とふれあうことがいい経験になっていると思います。]

Q. スタッフプロフィール
[ホームページより抜粋]

代表プロフィール
1982年生まれ、大阪市出身
神戸大学大学院総合人間科学研究科博士前期課程修了
高校社会科教員等を経て2011年、近畿自由学院を開校。
2016年から武庫川女子大学教育研究所で、フリースクールを研究しています。
近畿自由学院では主に校外学習、音楽練習、
保護者の方との連絡、全体調整を担当しています。

Q. スタッフ資格・免許など
教員免許、心理系資格
Q. 活動理念など、活動をする上で大切にされていることについて
[今を楽しく過ごしてほしいと思います。その後の人生において、仕事を続けるにも楽しくないと続かないと思うので、そこにつながればいいと思います。また、選択肢を狭めないことも大切だと思います。今後の夢次第では、学力が必要になることもあると思います。いろいろな人とのつながりで、自分自身の世界を広げてもらいたいと思います。]
Q. ホームページ
http://kinkifreeschool.sakura.ne.jp/
Q. メールアドレス
kinkifreeschool@gmail.com
Q. 電話番号
06-6925-3535
Q. 「近畿自由学院ブック2016-2017」について
近畿自由学院ブック(文集・イラスト集)をつくりました!
中高生、卒業生、スタッフが書いています。近畿自由学院の雰囲気がよく伝わる一冊です。
ぜひ、ご一読ください。近畿自由学院ブック2016-2017.pdf
Q.最初の相談者の割合について
 

属性 割合(%)
本人 6%
90%
親以外の家族 2%
その他 2%
Q. 上表「その他」とは
病院
Q. 参加・利用している本人の特徴など
現在は中学生が多いです。男女比は年によって違いますが、今年は男子が多いです。
[現在、十数人が来ています。出席はその月によります。高校生は、ある程度やること(進路)がはっきりしてる子が多い印象です。
学年が違う子と接する機会が多くあるので、お互いにいろいろなことを学びあっていると思います。]
Q. 本人が参加する場の雰囲気、本人と接する空間の雰囲気について
[建物は3階建てで、フロア別に子どもたちが勉強しやすい環境にしています(にぎやかさや教科ごとになど)。]
1階奥 2階 3階 キッチン
Q. 活動を始めたきっかけ[調査員が聞き取り]
代表は大学院を出て進学校の教員になったのですが、受験指導重視の校風が嫌になり通信制高校に転職しました。その通信制高校はサポートが手厚くない古いタイプで、代表はサポートを手厚くしたかったのですが、1人約80人を担当で余裕がない状況でした。
そこで、自分でフリースクールをやることにして、現在7年目です。
・ 調査員感想
入口を「学習」にする良し悪しはありますが、当事者にとって「自由にする」という困難さを言い方は悪いかもしれませんが、当事者ではないのによく理解しているなと思いました。
とはいえ入口は学習なので、入りづらい人もいると思います。ただし、代表はフリースクールに相性が大切なことを理解しているし、他のフリースクールへの紹介も積極的に行っているように感じたので、合わないから終わりということにはならないと思います。
一見すると学習主体というのはフリースクールという形態では少数派だと思いますが、それでもそれなりに需要があるので、支援の多様性があっていいと思います。
アウトリーチをしないということも踏まえて、あれもこれも幅広くやるのではなく、できることを丁寧にしているのだと思います。

(最終更新日:2017年3月28日)


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