2017年3月26日

NPO法人 結

Filed under: 兵庫県,相談する,集まる・つながる — Kumono @ 6時55分57秒

調査票は支援機関が記入。
答えの[ ]内および設問に[調査員が聞き取り]とあるものは、
支援機関への聞き取りをもとに調査員が記入。

Q.団体名
NPO法人 結
Q. 主な活動場所
兵庫県篠山市東吹500 遊び村
[JR篠山口駅から徒歩約20分。看板が出ているので、入り口はわかりやすいです。事前に連絡すると駅まで送迎してくれるそうなので、初めての人でも安心です。]

案内板 看板 入り口看板
Q.活動内容に関して
 

活動内容 活動時間
(曜日・時間)
費用 利用の際の
注意事項等
遊び村 金・土・日・月 10:00~17:00 無料
居場所活動 月1〜2回程度(不定期) 実費
カウンセリング 第2月・第4月 19:00〜21:00 無料
電話・来所相談 月・水・金 10:00〜17:00 無料
訪問 随時 無料
講演会の開催 年2回程度 無料

「遊び村」は、山あいの 緑に囲まれた1500坪ほどの土地にある手作りの遊び場で、○子ども達や家族連れの遊び場 ○不登校やひきこもりの経験者の居場所や体験の場 という2つの顔をもっています。その管理や運営に不登校やひきこもりの経験者が携わることで、体験を積み重ね、それぞれが自分に合った次の一歩を模索しながら活動していく場です。
そのような体験活動のほかに、月1〜2回程度の居場所活動(花見、海水浴、運動会など)や、月2回の臨床心理士によるカウンセリングを行っています。また、黒豆などの野菜づくりや花苗の販売などにも挑戦し、中間的就労の仕組みも模索しています。
“体験すること”、に重点を置いて、相談から居場所活動や様々な体験活動、中間的就労と、ワンストップの支援体制を目指して活動しています。興味を持たれた方は、一度ご相談ください。

遊具 遊具 遊具

Q.スタッフの人数(代表者含めスタッフ的な役割の人の数)
4人

男性 女性
30代 1人 1人
40代 1人
70代以上 1人
Q. スタッフプロフィール
代表:約25年前、子供の不登校をきっかけに家族会を発足し、自宅を改装して「不登校生の居場所」を始める。2002年に篠山市へ引越したのを機に、高校生以上の年齢のひきこもる若者たちの居場所として「しゃべり場」を開設。自身も対人恐怖に苦しんだ経験を持ち、20年以上、不登校やひきこもりの若者に関わってきた。2005年に、活動の支援者の尽力によりNPO「結」が発足。2011年には、「ひきこもる若者たちの第三の道」として「遊び村」を開設。その管理・運営・接客や篠山特産の『黒豆」作りなどに、居場所の若者たちとともに取り組んでいる。兵庫県と篠山市の委託を受け、不登校・ひきこもりの相談員として活動中。
Q. 活動理念など、活動をする上で大切にされていることについて
社会の変化によって、不登校やひきこもりの若者たち急増してきたことに危機感を抱き、支援活動を続けてきました。若者たちが「元気になること」「希望が持てること」「生きている喜びを感じられること」、そして自己肯定感を高め、自信を持って社会参加ができるようになることを願って活動しています。就労などの”形の支援”ではなく”心の支援”を大切にしています。
Q. ホームページ
http://193.3web.jp/
Q. メールアドレス
asobimura@hotmail.co.jp
Q. 電話番号
 (090)1900-6932 (相談用携帯電話)
Q. FAX番号
 (079)550-5296
Q.最初の相談者の割合について
 

属性 割合(%)
本人 21%
51%
親以外の家族 2%
その他 26%
Q. 上表「その他」とは
他の支援団体、市の担当者、保健師、スクールソーシャルワーカー、カウンセラー、自治会長
Q. 参加・利用している本人の特徴など
男女比は7:3くらい。30代が中心で、下は16才から上は44才。
[参加者は兵庫県の人が多いです。篠山市は車社会なので、次のステップで車の免許をとることを勧めることもあります。]
Q. 参加・利用している家族・親の特徴など[調査員が聞き取り]
家族会はもともとありましたが、信頼性を担保するために公的な篠山市の家族会と合体しました。すると参加者は減ってしまったので、今後はもっと家族会とコミュニケーションをとって力を入れていくことが必要だと思っています。
Q. 学校関係、行政、近所の人など、その他の利用者についてなど[調査員が聞き取り]
学校との関係では、相談に来られる親御さんが学校を批判していても、私たちは学校を批判しないようにしています。また、学校に戻るも戻らないもその子自身が決める事で、その子にとっての学校とは何かを大切にしています。家から出てこれない子に対しては、その子の背負っている強迫観念や焦りなどを軽くするように、自分の意志で出れるように自由にしてあげるようにしています(「落とす」支援)。ひきこもり全体に対するマニュアルはないので、個別の支援が必要だと思います。

行政との関係では兵庫県のひきこもり相談支援センターの丹波ブランチも担っており、支援者・行政関係者・教育委員会などが参加している「ひきこもり検討委員会」をモデル事業として立ち上げたりしています。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/documents/g_kaiken20140422_02.pdf
また、ひきこもり問題を家族問題にさせないようにもしています。国(社会)がひきおこした問題なので、その解決のためには(金額・使途などが)限定された市の支援よりも幅が広い国の支援が必要だと思います。

Q.活動を始めたきっかけ[調査員が聞き取り]
娘が不登校で、学校に行くかどうかはどうでもよかったのですが、孤立しないためにも人間関係だけは築いてほしかったので居場所がほしかった。しかし、その時代は居場所自体がなかったので、自宅を居場所にして活動していました。
その後、昔と今で社会が激変して、子ども社会もそれに伴って変化したと感じるようになりました(例えば少子化で兄弟が少なくなって、人間関係を築く機会が少なくなったり、ゲーム遊びなどの一人遊びが主流になるなどして、それがいやなことからの逃げ場所になっていました)。そこで、家にいてゲームする事よりも面白いものをつくろうと思い、「遊び村」を作りました。
もともと活動していた居場所では、居心地が良すぎて卒業できないなどの功罪もあったので、遊び村は簡単な作業や人間関係の構築などの一般社会にもつながることを含めて、自主性・自分の気持ちを大事にして次の一歩に進める・立ち止まらせないような居場所にしました。
遊び村は、問題を起こす場所(課題解決のために問題を顕在化させる場所)だと考えています。ほめるとほめられるために動いてしまうので、自分から動けるように、あまりほめることはしていません。むしろ、失敗したときこそほめるようにしています。そうして、なんでも食わず嫌いしないでチャレンジしてほしいと思っています。
また、参加者の状況に合わせて様々な支援ができるようにワンストップも大切にしています。
今後は参加者が(自主的に)遊び村で簡単なお店を開くことを目指しています。そこで自信をつけてほかのところにも行ければいいなと思っています。
また、地元の高校生に場所を提供して、自由な発想で遊び場を作ってもらうようなことも行います。
遊び村のほかにもいろいろやりたいこともありますが、自分の主である「遊び村」をないがしろにできないと思っています。
Q. 支援をしていて感じること[調査員が聞き取り]
もともと人と人とが結び合うという考えから、「NPO法人 結」という名前にしたように人間関係のつながりを大切にしています。
たとえ人間関係が苦手な子がいても、必要ないわけではないと思います。人間関係に興味があったからこそ、そこに触れて傷ついて苦手になったわけなので、人間関係は絶対に必要だと思っています。
その人の現状によって一人でいる時期が必要なこともありますが、必ず人間関係が必要となる時期は来ると思っています。
今後は、社会についていけない人が、一般社会で言われる「幸せ」の基準も変えて、ひきこもりでも生きていける「(一般社会とは異なる)社会」を新たに作ればいいと考えています。ただし、苦しさがないと楽しさはないことも感じてほしいです。
昔は受け皿として知り合いなどで自営業をやっている人が必ずいましたが、今は減ってしまって受け皿がなくなったように感じます。今までの支援では「答え」が出ていないので、これまでの支援とは転換することが必要だと思います。
Q. 連携について[調査員が聞き取り]
居場所の中でも参加者同士の連携(人間関係を築くこと)が必要だと思います。
支援者同士の連携では支援する側に参加者の関係性を広げようとする意志が必要で、参加者が居心地がいいから現状のままでいいという自己満足で終わらないことが重要だと、これまでの経験から思います。ただし、支援する側の連携で情報を提供するときには、信頼性を担保するためにも精査は必要だと思います。
私たちは、理念が違う団体に行ったとしても、初めから否定だけでは批判して終わってしまうので、何かいいところを盗もうと考えています。
・ 調査員感想
「遊び村」という名前の通りいろいろな遊具があり、しかも全て自分たちで廃材などから手作りだそうです。仕組みとしては単純な遊具が多いですが、多種多様なので一日中遊んでられそうです。ただし、単なる「遊び」にとどまることなく(一般社会にも通ずるような)作業も含まれており、しかもここでは利用者は意識することなく遊びの中で学んでいくのだと感じました。
立派な相談室、建物があるわけではないですが、実はその裏にしっかりとした幅広い支援があることは外から見ただけではわかりにくいかもしれません。「ほめない」「問題を起こす場所」という独特の考えが、その人に合うかどうかもありますが、代表さんがこれまでの経験を踏まえ、至らないところは真摯に反省した結果だと強く感じました。

(最終更新日:2017年3月29日)

2016年2月11日

NPO法人 情報センターISIS神戸

Filed under: 兵庫県,相談する,集まる・つながる — Kumono @ 9時03分51秒

調査票は支援機関が記入。
答えの[ ]内および設問に[調査員が聞き取り]とあるものは、
支援機関への聞き取りをもとに調査員が記入。

Q.団体名
特定非営利活動法人 情報センターISIS神戸
Q. 主な活動場所
兵庫県神戸市中央区吾妻通4-1-6 コミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)
JR神戸線・三ノ宮駅から徒歩約15分。市営地下鉄・三宮駅から徒歩約15分。阪神電鉄・春日野道駅から徒歩約3分。阪急電鉄・春日野道駅から徒歩約8分。阪神バス・吾妻通4丁目バス停すぐ。周辺は住宅地で、商店街が近くにあるので多少の人通りがあります。コミスタこうべは旧吾妻小学校の校舎を転用した建物で、駐車場はありません。事務所はコミスタこうべの北棟3階の市民活動総合支援拠点の中にあります。http://www.kobe-spokyo.jp/comista/参照]
 Q.活動内容に関して
 

活動内容 活動時間
(曜日・時間)
費用 利用の際の
注意事項等
居場所 火・木・金
11:30~16:00
無料 ひきこもり当事者
若者のつどい 月2回
第2・第4木曜
無料 ひきこもり当事者
家族会 毎月、第3日曜
13:30~16:00
一般千円 ひきこもりの家族
電話相談 火・木・金
11:30~16:00
 無料
個別相談 月2回、第1水曜、
第3木曜
無料  ひきこもり
当事者・家族
要予約
 Q. 活動理念など、活動をする上で大切にされていることについて
 ひきこもりやニートなど様々な問題に直面する若者を支援するため、支援の輪を広げながら総合的な問題に取り組んでいます。
・ひきこもり当事者および経験者の回復に向けて、「自主的な活動」を支援
・ひきこもり家族の支援:家族会を運営、ひきこもりを正しく理解し、適切な対応を学ぶ場を提供。ひきこもり家族の孤立化を防ぐ。
・当事者さんはその人なりの状況に応じた「自主的な活動」ができればいいと思います。居場所⇒若者の集い⇒自助会などのネットワークとつながりが広がってほしいです。
家族会では「ひきこもり」に関しての知識を提供しています。孤立している人にも声掛けしています。
 Q. スタッフプロフィール
理事 :長野県出身 武庫川女子大学名誉教授。現 不登校ひきこもり支援の兵庫県立神出学園長 兵庫ひきこもり相談支援センター長 ひょうごユースケアネット推進会議座長。
北海道大学大学院で、挫折した青少年の臨床的支援を通して、青少年の心身の回復の筋道を研究し、1974年に福井大学教授となり、1994年 武庫川女子大学大学院教授に招聘され、同時に兵庫県立神出学園長に就任。2009年ひきこもり支援のNPO法人情報センターISIS神戸理事長に、2010年からひきこもりの「ほっとらいん」相談にも対応、現在に至る。
2003年学会から学術功労賞を贈られ、2012年には兵庫県から、不登校・ひきこもり問題で「社会賞」を、2014年には神戸新聞社から「社会賞」をそれぞれ贈られる。
主な著書は『いじめを克服する』『いじめ体罰はなぜ起きる』『高校中退』『ひきこもり支援マニュアル』など多数。
 Q. ホームページ
http://www.isis-kobe.net/
 Q. メールアドレス
staff@isis-kobe.net
 Q. 電話番号・FAX番号
078ー232ー3923
 Q.最初の相談者の割合について
 

属性 割合(%)
本人 20%
60%
親以外の家族 10%
その他 10%
 Q. 上表「その他」とは
学校関係者、社会福祉協議会関係者 など
 Q. 参加・利用している本人の特徴など
・年齢層 20歳代~50歳代 、 男性80%、女性20%
・親に経済的な負担をかけたくない(自主的に動ける若者)。
 Q. 本人が参加する場の雰囲気、本人と接する空間の雰囲気について
・若者のつどい:当事者が自由に参加、テーマの行事やフリートーキングなどを行います。
・居場所(開設日):居場所と保有パソコンを、そのときの状況に応じて自由に利用できます。
・ボランティアスタッフとして:居場所の当番や、行事案内・講演会チラシ作りなどに参画もできます。
[写真はコミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)の玄関と居場所の様子です。]
玄関 居場所 居場所
 Q. 参加・利用している家族・親の特徴など
○家族会に参加される家族
・ひきこもり対象年齢は10代後半から40代まで。30代後半が特に多く、男性8割、女性2割。
・参加家族:母親が多い。母親が7割、父親が2割、その他が祖父母と兄弟姉妹。[家族会に2~3回来るが、継続しない人が多い印象です(特に家族会を特効薬的に考えている人)。期待せず参加して、思いがけずいいことがあるかもしれないという気持ちで来てほしいです。親のモチベーションをどう高めるか、焦りのある親にどう説明するかが難しいです。変化が実体験として納得できればいいと思います。ただし、その後の変化のない日常をどう支えるかも重要だと考えています。]
Q.活動を始めたきっかけ[調査員が聞き取り]
 平成18年4月に神戸市元町の協和会館で活動を始めました。その時はひきこもりの当事者の平均年齢が30代を超えた時代で、その人たちが自主的に活動できる拠点という趣旨で立ち上げました。その後、家族会なども設立されましたが、今でもその趣旨は変わっていません。
そして、平成21年に現在の場所に移りました。その時に当事者たちはグローバル・シップスこうべという当事者団体を立ち上げ、こちらは家族会を中心に「NPO法人情報センターISIS神戸」として立ち上げました。その後パソコン教室を開いたりや、平成22年7月に居場所を開設したりしました。平成23年4月からは、若者だけが参加できる若者のつどいを実施し、もともとISIS神戸にいたグローバル・シップスこうべの代表さんにコーディネートしてもらっています(神戸市青少年会館でも活動しています)。
Q. 活動していて良かったこと・大変だったこと[調査員が聞き取り]
 若い人たちが薬などの力を借りなくてもいいぐらいに自分の力で回復していった、自分の生活を取り戻して元気になったことです。
親も1~2年継続して家族会に参加することで、笑顔になりました。本当はその後が大切なのですが、いい方向に向かうと支援する側のモチベーションもあがります。ただし、なかなかうまくいかないことの方が多いです。一瞬の喜びのためにうまくいかないことを頑張るという意味ではスポーツにも通じるかもしれないと思います。
Q. ネットワークに関して[調査員が聞き取り]
 支援につながらない潜在的なひきこもりの人のために受け皿になれるものがないので、そのためにもネットワークの構築が必要だと思います。
「ひきこもり地域相談会」も主催しています(平成26年は西宮、平成27年の第1回は伊丹、第2回は尼崎)。神戸市は独自で体制をとっているので、開催は難しいのですが、神戸市で開いてほしいという声もあり実際に神戸の人が相談会に来ることがあります。
行政もひきこもり支援に予算がつかなかったり、市によって支援にばらつきがあったりして、何か起こってからしか対応できないのが実情です。本当は予防保全的・早期の対応が必要で、行政もそれを理解してくれていますが、お金も人もないという状況です。だからといって空白にするわけにもいかないので、自分たちでやれる範囲でやっています。
Q. 今後の課題・展望など[調査員が聞き取り]
 できることをできる限りやります。うまく後進にバトンタッチできればいいと思います。本当は行政が受け皿をつくり、補完的にNPOが支援する形になればいいのですが、現在はその逆の状況です。
・ 調査員感想
 「ISIS神戸」という名前は、よく聞いていたので大きい団体だと思っていたら、こじんまりとした場所で活動していて驚きました。それでも「ひきこもり地域相談会」や阪神ブランチの運営など幅広いことを行っていて、熱意があると思います。大阪府の行政も兵庫県と同じような状況で、それゆえこのようなネットワークの構築が重要だと思うので、継続していくためにもこのプロジェクトを支援機関側でも利用してほしいと思います。(調査員1)

小さい団体さんにもかかわらず、非常に人口の多い地域で県の公的窓口を受託している、とても頑張っている団体さんです。これまでメンバーの「自主的な活動」を軸に活動をされてこられたので、受託事業との兼ね合いでは葛藤もあるそうですが、行政や当事者、家族、地域の人たちと連携することで、今後良い方向に活動の流れをもっていってほしいと思います。(調査員2)

(最終更新日:2017年4月5日)

2016年1月19日

NPO法人グローバル・シップスこうべ(愛称・NOAH(ノア))

Filed under: 兵庫県,相談する,集まる・つながる — Kumono @ 21時39分31秒

調査票は支援機関が記入。
答えの[ ]内および設問に[調査員が聞き取り]とあるものは、
支援機関への聞き取りをもとに調査員が記入。

Q.団体名
NPO法人グローバル・シップスこうべ(愛称・NOAH(ノア))
Q. 主な活動場所
兵庫県民会館(〒650-0011 兵庫県神戸市 中央区下山手通4丁目16−3)
[ 最寄駅は 地下鉄山手線「県庁前駅」から徒歩1分、JR・阪神「元町駅」から徒歩7分です。周辺は官庁街で 閑散としています。また、兵庫県庁の近くで、隣が教会です。駐車場はあります(37台)が、兵庫県民会館の駐車場で有料です。]
 Q.活動内容に関して
 

活動内容 活動時間
(曜日・時間)
費用 利用の際の
注意事項等
自助グループ「交流の集い」 毎月一回(土曜日か日曜日)
15時~17時
無料 現在休止中
フリースペース「NOAH」 不定期 無料 現在休止中
ホームページによる情報発信
(支援機関情報や各種イベント情報など)
月に1回程度
 イベントのコーディネート、
プロデュース
兵庫県電話相談事業
(ほっとらいん相談)
事務局の受託
https://web.pref.hyogo.lg.jp/
ac12/ac12_000000034.html
月・火・水・
金・土
10時~12時
13時~16時
無料

今は、ノアとしての活動は「ほっとらいん」(電話相談の事務局事業)だけで、直接関わる部分はありません。ただ、イシス神戸やその他兵庫県のひきこもり地域支援センターブランチなどと共催のイベントをしているので、そこでノアの活動に触れることはできます。なお、現在クローズドの集会を企画しており、そこへの参加方法を模索しています。

これまで「グローバル・シップス こうべ」では、当事者会である「若者のつどい」、ひきこもりの男女の出会いの場をセッティングする「出会いのつどい」を香川で、『全国若者・ひきこもり協同実践交流会』で、それまではなかった当事者会を作る準備会である「交流のつどい」、そのほか「フューチャーセッション」、「ひきこもり大学」などを主催してきました。
ただし、「主催」は受付などで大変なので、今後はもういいと考えています。

※ひきこもり大学とは、不登校やひきこもり状態にある/あったことのある人が講師となり、「ひきこもり」体験を通じた見識や知恵、メッセージなどを、関心のある人たちに向けて講義するものです。「空白の期間」などとネガティブに受け止められがちな「ひきこもり」という状態像ですが、当事者ならではの捉え方を共有することを通じて、ひきこもり期間を通じて得たものへの価値を見出し、様々なネガティブな誤解を解いていくことを目的としています。(http://hikiuniv.net/ 参照)

※フューチャーセッションとは、最適解のない複雑な問題を解決するために、企業・行政・NPOなどのセクターの壁、組織内の部署の壁、専門分野の壁など、立場の違いを超えた対話により、協調アクションを生み出す場です。

 Q. 活動理念など、活動をする上で大切にされていることについて
 ひきこもり問題は、社会では甘えや病気として、福祉や医療の問題として扱われることが多いようですが、それだけでしょうか?やさしくて才能豊かな半面、人と少し違っている人が、同室を良しとし、変化を嫌い、思いやりを失った社会や家族の中で、味方も無く、自分を守ろうとする行為であり、「どう生きるのか?」という哲学的な問題も含んでいるのではないでしょうか?
私たちは、当事者として活動し、同じ当事者の方々とつながり、関係者や第3者との対話を進める中で、私たちが望む社会のあり方や生き方を考え、社会へと伝えていきます。
 Q.スタッフの人数(代表者含めスタッフ的な役割の人の数)
男性 女性
30代 2人 1人
40代 1人

役員報酬はありません。会計役は代表が行っており、かなり大変です。「ほっとらいん相談事務局」の受託以外の収入は、会費・寄付金が主です。ただし、支出は少ないです。(詳しくはホームページ参照)

 Q. スタッフプロフィール
 代表自身は、高校時代に不登校になり、卒業後ひきこもりになりました。その後、大学に行くが卒業後、数年間再びひきこもりになりました。ひきこもりから脱却したのは、①家族との関係②友人との関係③もともと興味があった「シェアハウス」ができたという3つの事柄がきっかけです。その後、2006年春、神戸にオープンした「NPO法人
情報センターISIS神戸」を紹介され、そこで体験発表・ホームページ作成などを行っていました。
その「情報センターISIS(イシス)神戸」に集まってきた当事者たちで当事者の会を作ろうということになり、2006年秋に任意団体「グローバル・シップス」を設立しました。ひきこもりを経験した当事者の声を社会にもっと伝えたいという思いから、2009年春に「NPO法人グローバル・シップスこうべ」として法人化しました。
 Q. ホームページ
http://www.global-ships.net/
 Q. SNS等
 

Twitter https://twitter.com/Global_ships
Facebook https://www.facebook.com/globalships
 Q. メールアドレス
kobe@global-ships.net
 Q.最初の相談者の割合について
 

属性 割合(%)
本人 80%
その他 20%
 Q. 上表「その他」とは
「ひきこもり」と自己定義しているわけではないですが、それに近いと感じている人(ニートや不登校経験者、その他「生きづらさ」を感じている人たち)の参加もあります。
 Q. 参加・利用している本人の特徴など
・自助グループやフリースペースなど
当事者よりの活動を目指しているため、基本的に当事者(経験者・元当事者)が多く参加しています。男性が多いですが、女性の参加もままみられます。年齢層は20代~40代が中心です。
 Q. 本人が参加する場の雰囲気、本人と接する空間の雰囲気について
 主な活動場所は、兵庫県民会館7階の青少年交流プラザ(セミナー室・交流サロン)です。とくに貸し切りにできるセミナー室での活動が多いです。基本的に机や椅子を丸く囲んで、情報交換や自助グループ的活動、フリースペースなどを行っています。またフューチャーセンター・セッション等を通じて、対話の場を作ったりもしています。本人の居場所として「来てよかった」と思える場づくりを目指しています。
[写真はセミナー室の入り口と部屋の様子です。]
セミナー室入り口 セミナー室
Q. 活動していて良かったこと・大変だったこと[調査員が聞き取り]
  よかったことは、いろいろな人に出会えたこと、仕事の依頼(司会・訪問)があることです。大変なことは、いろいろな人に出会うので、人間関係が大変なことです。
Q. 「グローバル・シップス」という名前の由来[調査員が聞き取り]
 主に、ISIS神戸において「社会不安と戦い、引きこもってからひょっとしたら精神が狂いそうな状態を過ごし、緊張と不安のストレス、さらに絶望と死にたいと思う日々を過ごし細々と静かな人生を獲得してきた生き方を10年20年と生き続けた若者に対して「引きこもり」という名称を使わず、日本の社会に生き抜いた地球人(グローバルヒューマン)と考えるようになった」ということから最初は団体名を「グローバル・ヒューマン」にしようとしたが、先にそういう名前の団体があったので、「ノアの方舟」のイメージで「グローバル・シップス」にした。
Q. 今後の課題・目標など[調査員が聞き取り]
  会計できる人がほしいです。これから(イベントも含め)何をしていくかも考えなければならないです。また、スタッフ会議をSNSだけでなく「フェイス・トゥ・フェイス」でやったほうがいいと考えています。
Q. 調査への助言、提言、応援コメント等
 府県をまたいでの情報、大切・重要だと思います。 イベント情報もあるといいかもですね。情報収集・更新が大変ですけど。
 ・自由記述
  兵庫県姫路市龍野町2丁目18番地が事務所所在地です(活動場所ではない)。
2014年度より、兵庫県のほっとらいん相談(青少年のための総合相談・ひきこもり専門相談)事業の事務局を受託しています。(https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac12/ac12_000000034.html
現在各メンバーが多忙につき、定期的な集会は休止中ですが、将来的にはなんらかの形で再開したいと考えています。自助グループやフリースペースだけでなく、討論会や当事者研究会など幅広く模索しています。
・ 調査員感想
 代表は中間支援(他機関の情報提供など)に力を入れており、それはプロジェクトの理念に非常に近いと感じた。多忙のため、現在はあまり活動していないが、これまでさまざまなイベントを主催しており、今後はその経験・ノウハウを生かして他機関のイベントなどの「アドバイザー」として活躍することを期待しています。

(最終更新日:2016年1月19日)

2015年11月21日

new-look

Filed under: 兵庫県,学ぶ,相談する,集まる・つながる — Kumono @ 17時34分11秒

調査票は支援機関が記入。
答えの[ ]内および設問に[調査員が聞き取り]とあるものは、
支援機関への聞き取りをもとに調査員が記入。

Q.団体名
 一般社団法人new-look
Q. 主な活動場所
〒663-8032 兵庫県西宮市高木西町14号6番
[ 阪急西宮北口駅から徒歩10分。住宅地なので基本的には閑静で、時折子どもの遊ぶ声なども聞こえてきます。この場所は交通の便がとても良いです。三宮の人も来ようと思えば来られます。西は明石、東は奈良から、北も三田丹波の方から塾生が来ています。畑の効果なのか、最近は近隣の方々からの問い合わせも増えています。]
 Q.活動内容に関して
 

活動内容 活動時間
(曜日・時間)
費用 利用の際の注意事項等
TOB塾
不登校・高校中退者
向けの個別学習塾
http://tob.new-look.jp
月~金
(土日祝は
応相談)
10時~21時
入塾金:20,000円

利用料:24,000円 /月

→学習のサポート(完全1対1の個別指導・週1回・月4コマ・1コマ90分)
→メンタルのサポート・社会体験の参加権
ナイトクルージング
若者への夜回り
調査・相談窓口
22時~26時の間の2時間程度 なし  街で出会った時に話を聞かせてもらうので、会えるかどうかはその日次第。
ヒラケゴマ
プロジェクト
中退後のキャリアを
語る動画メディア
http://hirakegoma.
new-look.jp/
 現在は、火曜19時からミーティングをしている。
撮影などは、ゲストとの予定次第で変わる。
なし 塾生もスタッフとして活動が可能。
 となりのはたけ
中退者と地域・
社会をつなぐ農園
 月曜:
13時~15時
金曜:
10時~12時
野菜販売は不定期(月1回の目安)
 なし
(塾生)
 活動後に食事会などを開くこともある。

[まずは塾だけで起業をスタートして、次に直接声を聞くために夜回りはじめ、その後は中退後のキャリアについてもインタビューを撮る活動に広がっていきました。隣にあった畑も貸してもらえることとなり、地域から会社までいろんなつながりの中でできることを増やしていっています。塾生側からすると何でもありだからこそ難しいと感じる人もいますが、自分で選択してたくさんの失敗と成功とを積み重ねてほしいです。]

・塾について:今のところ塾生の必要性やオーダーによってできる限り何でも教えています。高卒認定から大学を目指す人が多く、高卒認定は幅広い教科が必要なので、全教科対応できるようにしています。

・夜回りについて:夜回りは最近成果は乏しくなっています。よく出会っていたところも取り締まりが厳しくなっているし、ゲームセンターもなくなってしまいました。コンビニにも最近はたむろしていないです。

・動画について:中退経験があり今は社会人になっている人にインタビューをして、動画を作ってホームページにあげることをしています。塾生をスタッフとして入れるようにしています。社会人や大学生のスタッフと一緒にミーティングをして、ビデオを撮影、編集をしています。現在、8本あがっていて、年内ぐらいに10本目の撮影を終えて、年度内ぐらいに2ケタの動画をあげたいです。ユーチューブと独自ドメインで公開しています。ロールモデルの発掘をしながら社会とつながっていくことを行っています。こうしたことを本人たちでやっていける仕組みができたらいいなと思っています。

・畑について:「畑、土いじりは良い」というのは完全に大人のエゴのようなものなので、塾生たちをどう巻き込むかという課題はあります。うちは、強制はあんまりしないです。必要だと思ったり、いいなと思ったらおいでというスタンスなので、難しいところはあります。野菜は塾の車庫で月1回程度販売もしていて、ご近所さんが買いに来てくださるなど、地域とのつながりはできつつあります。

 Q 利用の際の条件
  年齢は、おおむね30代半ばぐらいまでです。休塾も可能です。授業のコマ数の変更なども随時行っています。また、長期間来れてなくなった場合も親御さんに連絡して、連絡は不定期で取り続けるという関わりを保ちつつ、来れるまで授業料を止めてもらうようにしています。
 Q. 活動理念など、活動をする上で大切にされていることについて
 位置付けはフリースクールと学習塾の間のような形態です。高校やめて自分でバイトとかしながらでも大学などのいわゆる“ふつう”路線にも戻れると思っています。あまり支援的になりすぎないように、高校中退からの生き方でも生きていけることを体現していってもらいたいです。そういう面で厳しさもあることも事実です。また、子どもの貧困などの話も話題になっていますが、高校中退者には世帯収入の少ない家庭も多いです。それでも、自分の課題や厳しさを見つめつつ進むことができるなら貧困の連鎖を自分で断ち切れる道もあるんだというところにもアプローチしていきたいです。完全なフリースクールのような場所ではなくて、それぞれに目的があってそこに向かってみんなが進んでいる状態にしたいです。自分の弱さなどにも向かい合っていけるような場所にしたいです。そういうわけで居場所メインというよりは、目標に向かってどうサポートできるかというところを一緒に考えられる場所という感じです。

団体としてというより本人と話をして、どうしたいか、どう生きたいかを大切にしています。例えば「ゲーマーになりたい」だったら、「どうしたらなれると思う?」というところから一緒に考えます。本当にその道に進んで行けるのかという現実感を、本人の意向を尊重しながら一緒に考えていくという形をとります。うちとして絶対に高卒認定とって大学に行かないといけないとか、偏差値の高い大学に行ってもらわないと困るとかは無いです。ただ、本人が明確な目指す先を持っていないのであれば、次善の道として大学進学を提案することはあります。

 Q.スタッフの人数(代表者含めスタッフ的な役割の人の数)
男性 女性
10代 1人 4人
20代 3人 8人
30代 3人 1人
50代 2人 0人

[スタッフは学生が中心になっています。塾の講師は有償ボランティアとして来てもらっているほか、その他の活動については無償のボランティアとして活動してくれています。授業は完全に1対1なので、責任を持ってもらうという意味でも気持ち程度の謝礼をお支払いしています。20歳以上の塾生は大学生講師ではお互いに難しいと思うので、社会人をはじめ、年上の講師にお願いしています。年齢も状況も様々な塾生たちなので、講師にもどういう塾生を担当したいかなどの希望を聞いています。
まだ3年目で、ボランティアに入ってもらって1年ちょっとなので定着率などは何とも言えない部分も多いですが、まだまだ組織として整えていかないといけないところは多いです。たとえば、講師として塾生を持たないと関わりが薄くなって継続性が低下したり、他の仕事にしても組織を一から作りだすような内容なので負担も大きくなって辞めてしまうスタッフもいます。とはいえ、少しずつ組織化していっているので、研修も整え、横のつながりもできるようになってきているので活動は少しずつやりやすい状況になっていっていると思います。]

 Q. 代表のプロフィール
  もともと私自身高専を中退しています。その時に仲が良かった子たちに、学校に合わないけど、面白く生きている子たちも多かったです。そして、大学卒業後、会社に入ったり大学院に入ったりした後、学校の先生を4年ほどやって、担任や学年主任などをさせてもらいました。学校の枠組みのなかでは学校のルールに従わざるを得ないですし、クラス運営上しっかりやっている子たちを褒めるほうに重きが置かれるので、どうしても学校の構造上いわゆる“手のかかる子”に目を向けれないことになってしまいます。そこで教頭と校長に掛け合って直接クラスを見ない学年主任をさせてもらったこともあります。そのときの方針は、ちゃんとやってる子は担任に見てもらい、学年主任がちょっと手のかかる子を見るというものでした。
それでも結局守り切れない子たちが出てくるわけで、学校のなかでは限界があるのではないかと考えるようになりました。学校の先生になりたい人はたくさんいるので、制度内のことについてはその人たちにお任せして、制度にはまらなかった人たちにできることを自分でやってみようかなと思い設立に至りました。
 Q. スタッフプロフィール
 学校でいうと関西学院大学の学生が多いです。大阪大学、神戸大学の学生さんもいます。周りに中退した友達がいるとか、自分が不登校だったとか、学校生活がうまくいかなかったという学生が多いです。全員と面談して「この人だったら大丈夫」と判断して、塾生をお願いするようにしています。スタッフ募集のときも「楽しいからおいでよ」という感じよりは「こんなことやってます、興味があったらどうぞ」という感じなので、高校中退に興味を示してくれる人たちです。男女比は半々ぐらいで、教職を学んでいる人も多いです。
塾生とも合う合わないはあるので、一回会ってお互いに良かったら講師を続けてもらう、駄目だったら変えてもらうという感じで進めています。ただ変えてほしいという希望はそんなにないです。マッチングはお互いの雰囲気をイメージしてうまくはまるかどうかが基本ですが、この子に対してこういう生き方もあるよということを示唆するためにチャレンジングなマッチングをすることもあります。
 Q. ホームページ
http://www.new-look.jp/
 Q. SNS等
 

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  Q. メールアドレス
 info@new-look.jp
 Q. 電話番号・FAX番号
 0798-56-7139
 Q. 参加・利用している本人の特徴など
 現在は一番下が中1で、一番上が28歳。うちは基本的にはこちらからのNGは少ないほうだと思います。それは何らかの障害持ってたりグレーゾーンであったりしても、本人が来たいというなら受け入れる形をとっています。本人がTOB塾の雰囲気などに合うかどうかのほうが大事だと思っています。

今は新聞などの露出から、親御さんにつれてこられてという形の入塾相談が多いです。この場合、基本的には保護者主導なので、ひきこもり系の方が多くなります。また自分で調べて連絡してくることもあるが、今のところ親御さんがお子さんの今を心配してという感じのご家庭が多いかなという印象です。
塾生で授業を休んだり振替を依頼される方もいます。無断で休んだ場合の振替は結構厳しいですが、事前に連絡くれたら調整しています。一回来なくなって復帰という人も結構います。戻ってくるハードルは極力下げて本人の意思があれば戻れるし、出たいと思えば出れるという状態にしてます。
去年4人卒塾して次の進路を決めました。ちょこちょこ立ち寄ってくれる人もいます。2年前に退塾した人がちょこちょこ顔を出してくれたり、就職の相談に乗ったりと、気軽に来てもらえています。卒業しても、来訪してくれることは歓迎です。

 Q. 本人が参加する場の雰囲気、本人と接する空間の雰囲気について
教室は6畳三部屋、一階の授業で一部屋使っています。広々としています。下の写真は、教室と図書室の写真です。
教室 図書室 図書室
 Q. 参加・利用している家族・親の特徴など
 過干渉系か放任系かのどちらかに振れていることが多いかなという印象があります。そこを自分で選んで進めるように考えていきたいところです。

塾が親と子の板挟みになることは、そんなにはないです。一応本人たちの意思を尊重していますが、無断で何週間か休んだり連絡取れなくなってくると、親御さんに家の様子を聞いたり今後の方針などを電話や対面で話をします。親御さんからの相談でも同じようにお話をしています。理念として、本人の人生なので本人が自分で決めて進んでほしいというのがあるので、こちらが親の意向通りに是が非でも進めるというのは望むところではないです。

 Q.今後の課題・目標など[調査員が聞き取り]
・学生のスタッフの質をどう上げるのかとか、対人関係系のスキルとか勉強系のスキルとか、その辺は今から本腰入れて考える時期に来ていると思っています。
・学習方面に力を入れたいと思っています。次のところに進めるだけの学力・地頭は持ってもらわないといけないと思うからです。いま塾生が二十数名いて、一人では見きれないので、講師に頼らないといけないのでその質をどう上げるかがやはり喫緊の課題です。
・勉強とか居場所とか、それぞれのニーズは違うので、それぞれについてどこまで・どのように要求を満たせるのかはとても難しく、うちでどこまでできるのかを含めて考えていかないといけないと思います。
・動画もやりつつ塾もやりつつ畑もやりつつ、他の動きもしていきたいとなると人が足りないで大変です。
・今あまり進んでいないが、他にも何個かやりたいことがあります。
 ・自由記述
・ほかの団体とのつながりは今は無いです。お互いに得意なジャンルが知り合えて情報交換などができるようになっていきたいと考えています。うちはどちらかというとやんちゃ系が得意かな。
・(コミュニケーション手段としては)LINEが多いです。うちは講師と塾生とで連絡先の交換をしてもらっています。講師にも塾生にも何かあったらこっちに言ってくれと伝えています。「あなたはどう生きたいのか」というところを伝えて考えてもらえるように活用していきたいです。
・特別なことをしているというよりも、当たり前のことをやっていたら今の形にたどりついたという感じです。現在は立地の良い場所に戸建てを借りられていますが、来年度、再来年度はどうなるかはわかりません。塾も畑も借り続けられるようにそれに見合った活動を続けていきたいです。
・ 調査員感想
 西宮北口より、徒歩十分程。閑静な住宅街にあり、非常に立地が良いです。近くには喫茶店。ファミレスが存在します。代表の山口さんは教育に対しての熱意は強いです。ただ、それは学校においてのマス教育ではなく、それぞれがしたいことを考えていく教育です。学校ではできない各個人の社会を形成する場所、そんな印象をうけました。あと蔵書がいっぱいあったのでそれだけで、本好きは楽しめそうだなと思いました!

(最終更新日:2017年3月8日)

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